神戸【フロインドリーブ】歴史と格式を誇る老舗が教会カフェでブームです。
神戸の老舗中の老舗【フロインドリーブ】。神戸に住んでても縁がないもんなんですよ~。私だけかな?
初【フロインドリーブ】は大昔。クッキー。ただしヨソサマのおウチで。我が家以外はみ~んな価値をわかってらっしゃったのね~。
目次
フロインドリーブとは?
神戸の誇る老舗ジャーマンベーカリー。洋菓子や食品なども扱う。
創業者はドイツ出身。1924年神戸中山手に【フロインドリーブ】を開店。本格的なドイツパンを日本に広めたとされる。
1977年NHK連続テレビ小説「風見鶏」のモデルとなり、一気に全国区へ。
震災後、教会カフェをオープンしたコトでまたもやブレイク。観光客も多数訪れる観光スポットとなりました。
フロインドリーブの商品が買えるのはどこ?
通販はできるがオンラインでの注文はなし。営業時間内に電話かFAXで注文。
フロインドリーブ生田店
- 神戸市中央区生田町4-6-15
- 078-231-6051
- 営業時間10:00~19:00(カフェのラストオーダーは18:30)
- 定休日:水曜日(水曜が祝日の場合、翌日木曜が店休)
三宮の北。フラワーロードの1本東の道をひたすら北へ。上り坂なので相当ハード。
加納町の交差点は歩道橋を渡る必要がある。結局フラワーロードを北へ進み歩道橋を降りてから1本東へ入ってもオッケー。阪急利用ならコッチの方がベター。
震災を機に生田へ店舗と工場を移転。国の登録有形文化財でもある旧神戸ユニオン教会を改装。一気にポピュラーで身近になったというイメージ。
旧神戸ユニオン教会は社長夫妻の結婚式を挙げた想い出の教会だそうだ。奥様へのプレゼントにもなったんではないだろうか?なんというロマンチック。サスガドイツ。
フロインドリーブ大丸神戸店
- 神戸市中央区明石町40番地
- 営業時間:10:00~20:00
- TEL:078-331-8121
- 定休日:大丸神戸店に準じる
フロインドリーブそごう神戸店
- 神戸市中央区小野柄通8-1-8
- 営業時間:10:00~20:00
- TEL:078-221-4181
- 定休日:そごう神戸店に準ずる
本店の教会カフェ
教会は1929年竣工の歴史のある建物。改装のせいかあまり古い感じはしない。
一歩足を踏み入れるとひんやりと薄暗い。そこかしこに厳かな教会らしさが点在。ピシッと背筋が伸びるような敬虔なキモチに包まれる。
2階はサンドイッチ等を提供するカフェ。数年前はランチでトンデモない行列(日曜日)だったが今もそうだろうか?
カフェは天井がとても高い。広々。天国に近いような開放感を感じる。賛美歌の反響が今にも聞こえてきそうだ。礼拝堂そのままの内装に圧倒される。天国の入り口に立ち清らかなシャワーを浴びたような気分。
礼拝堂の神聖さと天上の楽園のような陽光溢れるイメージが共存。一度来訪したら忘れられない場所だ。
本店の1階ショップ
1階のショップも広々。品揃えは多数。ギフトも多彩な組み合わせを用意。ギフトや自分用などかゆいトコに手が届く品揃え。
正面のガラスのケースにはパンとパイなど。バターやジャムなどもあり楽しすぎる~。大切に並べられた商品を見るだけで楽しい。親切な店員さんに質問しながらゆったりとセレクト。静かで落ち着いたショッピングが楽しめる。
ギフトは斜めがけした紺色のリボン。神戸港を思わせる。清楚で上品。それでいてめっちゃくちゃカワイイ。高級感溢れるファッションブランドみたい。
おすすめの人気商品
- クッキー
- パイ
- 食パン(ハードタイプ)
- バター
クッキー
神戸のお土産スイーツと言えばコレ。【フロインドリーブ】のクッキー。昔っから、老若男女、間違いなしの定番。
手作りクッキーが上手に焼けたら「まぁ、フロインドリーブに買いに行かなくてもいいわね。」というのが褒め言葉。神戸では【フロインドリーブ】とクッキーはイコール。代名詞なんです。
「ミミ」というパイとの詰め合わせも大人気。今年も関東から来た客に「オススメの神戸土産は?」と聞かれ、すすめてきました~。
パイ
お土産として「ミミ」は大人気。でも自分用としては生菓子のパイが断然オススメです。
サックサクのパイに包まれたフルーツやマロン。絶品です~。人気なのはアップルパイとマロンパイ。個人的に超絶オススメなのがバナナプルンダーです。
食パン(ハードタイプ)
説明不要の人気商品。日本のベーカリーシェフ達にも多大な影響を与えた食パン。
【フロインドリーブ】に来たらコレを買わない手はありません。でも他にもたくさん種類があり、目移り必至。
「シナモンバンズ」もオススメ。菓子パンであって菓子パンにとどまらない。パンそのものの味わいを存分に味わえる菓子パン。ドイツらしさ全開です。
バター
隠れた人気商品。本店にはジャムやらバターやらが売っている。本店に行ったらゼヒにゼヒにの超絶オススメ品なのが「オリジナルバター」と「ミルクジャム」。
瓶詰め。純白の帯に【フロインドリーブ】のロゴ。まるで高級コスメのような上品でシックな高級感。
カンペキに独り占めしたい自分用。大切な人へのギフトにすれば喜ばれるコト請け合い。
「Newsモーニングサテライト」で紹介
テレビ東京「Newsモーニングサテライト」の「三つ星手みやげ」のコーナーで紹介。
神戸市に本社を構える【アシックス】の秘書が登場。いつも東京の店ばかりが紹介されていたケドやっと神戸~。
紹介されたのは「大ミミ」。ドイツ語で「Schweinsohren(豚のミミ)」という名前。昔からヨーロッパで手軽に食べられているお菓子だそうだ。
まさかこんな誰もが知ってる老舗中の老舗を紹介するとは思わなかった~。確かに受け取った人が必ず喜ぶブランド菓子には違いない。
まとめ
神戸っ子にとって【フロインドリーブ】は特別。数ある老舗の中でもアコガレであり神聖な存在なんです。
どんなに人気者になっても変わらない味。今までも、そしてこれから先もずっと伝統を守り続ける。それこそが私達神戸っ子の愛する【フロインドリーブ】なのだ。