空前のバウムクーヘンブームが来ようと神戸ではどこ吹く風。バウムクーヘンと言えば【ユーハイム】が合言葉。
数年前。柔らかさが人気の行列ができるバウム。我々関西のオバサン連は「コレはバウムクーヘンではない」宣言!!そんな風に【ユーハイム】と関西人のハネムーン期間は永遠に続く。
それはさておき。久しく普通のバウムは買ったコトない。普通のバウムはお使い物用。自分用には断然切り立てバウムクーヘン。
な、なんと?一番美味しいのは焼き立てじゃなく切り立て?ホールのバウムをいちいちカットすんのメンドくって。いっぺんに切っとくウチはダメダメってコトじゃん。
カットしてない焼いたままのバウムをその場でカット。量り売り。クルクル斜め切り。人参を回しながらの乱切りのごとく。プロの技に惚れ惚れしちゃいます。
縦にカットするより口当たりが柔らかくなり、重さを感じなくなるそう。これからはウチでも斜め切り。「バウムクーヘン・シャイベ」と洒落込もう。
消費期限は2日後。少なくとも本店、神戸大丸、神戸そごうで購入可能。
プレーンの他に季節のフレーバー。季節で変わるので来る度に買いたくなっちゃう。今回はチョコガナッシュ。
2017年12月17日午後4時すぎ神戸大丸店訪問。チョコガナッシュは10センチも残ってない。1本売れたら終了なのかな?
プレーン
少し固め。しっかりとした層がホロホロと崩れる。
しっとりさは少なめ。
ホワイトチョココーティング。スイートな味わいとともにしっとりさも加味される。
どっしりとした伝統的な味。これこそがバウムクーヘン。とても美味しい。
チョコガナッシュ
柔らかい。ボロボロ崩れる。しっとり。
チョコの風味がすごく濃厚。ブラウニーみたい。チョコそのもののような感じ。
チョコバウムが濃厚すぎてコーティングチョコとの差をあまり感じない。
ものすごく美味しい。
まとめ
バウムクーヘン発祥の地ドイツでは様々な基準がある。「油脂はバターのみ」「ベーキングパウダーは不使用」など。厳しい基準をクリアしたモノでないとホンモノのバウムクーヘンとは認められないそうです。
創始者カール・ユーハイムが作ったのも多分ホンモノのバウムクーヘン。バターとベーキングパウダーの件はクリア。
カール・ユーハイムから【ユーハイム】のマイスター達へ。どんなに時代が変わろうと愚直に伝統を守り継ぐ。それが【ユーハイム】のバウムクーヘン。
ヤマザキがダブルソフトを発売。ふわふわパンケーキが日本中を席巻。ふわふわブームはとどまるところを知らない。バウムクーヘンも柔らかさが求められる時代。
そんな時代にホンモノのバウムクーヘンを伝えてくれるのが【ユーハイム】。
2度にわたるバウムクーヘン博覧会で各地のバウムを試食。ベーキングパウダー不使用は1軒ぐらいだったと思う。
確かにベーキングパウダーのふんわり感には負けてる。ふんわりスイーツに満ち溢れてる現代社会。バウムぐらいはふんわりしてなくてもいいじゃん!!
プレーンは伝統的な味を楽しめる。チョコガナッシュは柔らかくて濃厚。チョコブームに相応しい味わい。チョコガナッシュはふんわり派の方でも美味しく食べられると思う。