2018年2月6日発売。新商品。295円。261キロカロリー。
底にチョコスポンジを敷きガナッシュ、チョコムース、ミルクチョコムースと重ねグラサージュを飾ったチョコケーキ。真ん中辺りにレモンゼリー入り。
チョコスポンジは柔らかくふわふわ。しっとり。驚くべきなのはガナッシュとの境目があやふやなコト。まるでグラデーションのように自然にスポンジからうすいガナッシュの層へと移ってゆく。
チョコムースはきめ細やか。シルクのような舌触り。濃厚なカカオの風味。ほろ苦みが強い。
ミルクチョコムースは唯一マイルドな味。ホッとするようなスイートな味わい。弾力がありぷるんとした感じ。チョコムースと味だけでなく食感もチガウ。
濃厚で堅牢なチョコのお城に閉じ込められてるのがレモンゼリー。キラキラとクリスタルのように輝く貴重なジュエリーのよう。
レモンピールがたっぷり。レモンゼリーと言うよりレモンのゼリー寄せ。レモンの大きさにオドロキ、フレッシュさにオドロキ、爽やかな甘酸っぱさに魅了される。本当にレモンピール?と裏を確認。レモンピールだった~。
レモンゼリーはトロトロ。柔らかい。ひとくち口に含むと一瞬でゼリーは消える。あまりの呆気なさにオロオロ。マジックか?舌の裏を探し回ってしまう。
グラサージュはソースのような食感。でもこぼれない。今作りたてのチョコソースみたい。
5層のチョコケーキをいっぺんに口に運ぶ。目をむいたまま時が止まり世界も止まった。一目惚れならぬ一口惚れ。惚れ薬が入ってるとしか思えない。
ガナッシュにはバーベナの香り。恋を呼ぶハーブという言い伝えがあるらしい。個別にはよくわからなかった~。カカオの濃厚な香りと溶け合いウットリするような複雑で神秘的な香り。バレンタインの魔法にかかってしまう。
何千年も生きてきた美しい魔女が差し出す蠱惑的なチョコケーキ。魔女はペネロペ・クルス似。
キャーキャー。美味しすぎィィィィ!!激ヤバァァァ!!
このケーキさえあれば一人だろーが二人だろーが三人だろーがバレンタインが充実。いやバレンタインなんかどーでもいい。口の中が、アタマが、全身が、タマシイが美味しさに包まれるゥゥゥ。