知る人ぞ知る行列店・神戸御影【マモン・エ・フィーユ(Maman et Fille)】の感想

10月 31, 2019

マモン・エ・フィーユ ビスキュイ 皿盛り

 

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テレビ番組で紹介

読売テレビ「ten.」で神戸御影が登場。そこで紹介されたお店がココ。

以前は取材は雑誌のみ。「テレビ番組の取材はお断り」の知る人ぞ知る人気店だったそうだ。

【マモン・エ・フィーユ】とは「母と娘」というイミ。シェフはパリのコルドンブルー本校出身。母親から伝わった手作りのスピリットを大切にした本格的なフランス菓子のお店。

紹介されたのは「フレンチビスキュイ缶」。午後の訪問だったらしく、通常なら売り切れている時間らしい。

あらら?食パン専門店【麦麦】さんのトナリだ~。そーいや【麦麦】に行った時、行列があったよーな?

歳を取るとケーキはどんどん苦手になってゆきます~。そして洋菓子もキョーミなし。んでもって華麗にスルーしたんだった~。

店舗情報

  • 神戸市東灘区御影2-34-20 グレイスリー御影 1F
  • TEL 078-414-7842
  • 営業時間 11:00~19:00
  • 定休日 毎週火曜日

阪急御影駅から南下。広い自動車道を西へ。徒歩5分。

雨の降る平日。11時10分頃到着。行列15人ナリ。待ち時間は25分程。

オンラインストアもあり。

マモン・エ・フィーユ オンラインショップ |

品揃えなど

正面に焼き菓子。種類はたっぷり。左が会計。右に焼きたて(?)マドレーヌと冷蔵ケース。マドレーヌはプティフール程の大きさ。飛ぶように売れてく。きっとムリ。

新しいお店って慣れなくてオタオタ~。行列の前の人までマドレーヌと冷蔵商品の注文を聞かれてた。会計で手際よく詰めるため、用意されてゆく。

いつまで経っても、私には聞いてくれない~。

たまりかねて声をかけると「会計で言ってください」とのコト。あ~ん。大恥~。

マドレーヌはやはり売り切れ。正確な名前は覚えてないが、「塩」と「オレンジ」だったと思う。360円。消費期限は次の日。

冷蔵ケースには「かぼちゃプリン」(消費期限は本日中)、「レーズンサンド」、「マロンカシスサンド」、そして台湾茶や中国茶のフレーバーのチョコレート。

テレビ番組で紹介されたのは「フレンチビスキュイ」。プラスチックの箱に入った「ミニ」(1296円)はない。売り切れ?

缶の方は次々と補充されてゆく。周りのみなさんが手をのばす。個数制限があるみたい。3個だったかな?

ほとんどの人がケーキ系の焼き菓子には手を出さない。「フレンチビスキュイ」目当てみたい。しかも複数個。

レーズンサンド

マモン・エ・フィーユ レーズンサンド 上から見た図

561円。要冷蔵。サイズは約7cm×7cm。賞味期限は2019年11月2日(2019年10月24日購入)。

同じタイプのお菓子に「マロンカシスサンド」もある。さらにお高く669円。

サブレでバタークリームと2種類のラムレーズンをサンド。

サブレは発酵バターをベースにスペイン産マルコナ種のアーモンドプードルをたっぷり使用。バタークリームも発酵バター使用。ラムレーズンはブレンドしたラム酒に漬け込んでいる。

サブレとはフランスのビスケットのようなモノ。ビスケットはバターと薄力粉の割合が「1:2」。サブレはほぼ「1:1」。つまりバターの風味が強い。そしてベーキングパウダーを使わない。

原材料・・・発酵バター、砂糖、卵、小麦粉、アーモンドプードル、レーズン、牛乳、ラム酒。

マモン・エ・フィーユ レーズンサンド 横から見た図

マモン・エ・フィーユ レーズンサンド 断面図

うわ~~。バター~~~~。すっごく香り高い~。そしてアーモンドの香ばしさ。

しっとり。サクッと心地よい歯ごたえからホロホロ。静かに粉のひと粒ひと粒に崩れゆく。とろけてゆくような繊細な崩れ方。

すっごく風味豊か。バターとアーモンドの風味がくちいっぱい。ナルホド、コレはサブレ。サブレ中のサブレ。本格的なフレンチなサブレだぁ~。

たまらない~~~。

クリームたっぷり。とろーり。舌の上でとろける~。コクがあるのにアッサリ。ミルク風味豊か。ぷるんぷるん。ボウルに泡立てたばかりのクリームを、ペロリとなめているような背徳感。

たまらん~~~。

レーズンは柔らかくジューシー。2種類のレーズン。ひとつは色が薄い。

そんなコトよりビックリするのがラムの風味。ガツン、ゴツン、グワワ~~ン。素材そのまま。まるで今ラム酒に漬けたばかりのようなフレッシュさ。力強く香り立つ。

めっっっちゃくちゃうまい~!!!

ブランデーケーキ(フレンチブランデー)カット

マモン・エ・フィーユ ブランデーケーキ(フレンチブランデー)カット上から見た図

378円。サイズは約7cm×6cm。賞味期限は2019年11月18日(2019年10月24日購入)。

ブランデーシロップをたっぷり染み込ませたバターケーキ。発酵バターの上澄みを使用。

な、ナント、「ブランデーケーキ」は2種類あったみたい。「フレンチブランデー」と「アルマニャック」。

「フレンチブランデー」は女性的で優しい。これぞブランデーという王道な香りと味。

「アルマニャック」はアルマニャック地方で作られたブランデー。男性的。香りや味の数が多く感じられる。少しスパイシー。

原材料・・・砂糖、小麦粉、卵、発酵バター、有塩バター、フレンチブランデー、ベーキングパウダー。

マモン・エ・フィーユ ブランデーケーキ(フレンチブランデー)カット横から見た図

すっごくしっとり。きめ細やか。バターの風味豊か。

外側はジュワ~ッ。ブランデーの濃厚な風味。優しいようで結構来る味。サヴァランみたい。

外側と内側で顔がチガウ。2種類の風味が楽しめるケーキ。

めっちゃくちゃ美味しい。

フィナンシェカレ カフェ

マモン・エ・フィーユ フィナンシェカレ カフェ 上から見た図

302円。サイズは約9cm×5cm。賞味期限は2019年11月19日(2019年10月24日購入)。

【マモン・エ・フィーユ】のスペシャリテ。

発酵バターの上澄みだけを使用。アーモンドの王様と言われているスペイン産マルコナ種のアーモンドプードルを使用。

「フィナンシェ」は3種類。「ナチュール」、「カフェ」、「アールグレイ」。値段は全て同じ。

原材料・・・発酵バター、砂糖、卵、アーモンドプードル、小麦粉、コーヒーエキス。

マモン・エ・フィーユ フィナンシェカレ カフェ 横から見た図

マモン・エ・フィーユ フィナンシェカレ カフェ 断面図

エ?

サクサク~。表面がサクサク~。コレってフィナンシェのサクサクじゃない。と言ってもクッキーのようなサクサクじゃない。感じるか、感じないかのせめぎ合い。絶妙に繊細な食感。

こんがりと焼き上げたサクサク~。まるで今焼き上げたようなサクサクだぁ~。

よく見るとアーモンドのツブツブが見える。でもコリコリとしたアーモンドの食感はない。ひょっとしてランダムな大きさのアーモンドプードル?

コレまたすっごくしっとり。ホロリ。くちの中でとろける~。

コーヒーの風味は強くはない。ほろ苦くもない。だけどすっごく深い味わい。コーヒー本来の豊かな風味が味わえる。

めっちゃくちゃ美味しい!!!

レモンのカトルカール

マモン・エ・フィーユ レモンのカトルカール 上から見た図

702円。サイズは約9.5cm×6cm。賞味期限は2019年11月1日(2019年10月24日購入)。

「カトルカール」とはフランスの「パウンドケーキ」。フランス語で「4分の1が4つ」というイミ。バター、砂糖、卵、小麦粉を同じ分量で焼く。仕上げはレモンのグラスでコーティング。トッピングにピスタチオ。

原材料・・・発酵バター、小麦粉、砂糖、卵、ベーキングパウダー、レモン、ピスタチオ。

マモン・エ・フィーユ レモンのカトルカール 横から見た図

マモン・エ・フィーユ レモンのカトルカール 断面図

うわ~~。黄金色~。太陽みたい。見てるだけでウットリ。

柔らかくホロホロッと崩れる。とてもしっとり。バターが香るがアッサリ。卵の風味を感じる優しい味わい。バターケーキをスポンジのように軽やかにした感じ。

レモンのコーティングが甘酸っぱい。甘さは控えめ。とても爽やか。コクのあるカトルカールと絶妙なハーモニー。

おいし~~~~~。軽くていくらでも食べられちゃう~。バターの風味は「ブランデーケーキ」より少ないが、アッサリとしてめっちゃくちゃ美味しいのだ~!!!

トッピングにピスタチオのグリーンが目にも爽やか。粉のように小さなつぶ。グラサージュだけすくい取り、気をつけて味わうと、ほのかに香ばしいような気がする。その程度の量。

フレンチビスキュイ缶

マモン・エ・フィーユ フレンチビスキュイ缶

2700円。缶の大きさは14.5cm×9.5cm×5.5cm(オンラインストアに記載してあるサイズ)。

245g入り。約45枚(手作りのため枚数は多少前後するそうだ)。48枚入ってた~。賞味期限は2019年11月22日(2019年10月24日購入)。

フランスの伝統的なレシピで焼き上げる本格的なビスキュイ。

原材料・・・小麦粉、発酵バター、砂糖、卵。

マモン・エ・フィーユ フレンチビスキュイ 中身

サクサクなのにしっとり。絶妙に砕ける。厚みが薄い。薄いのでサクサク感を余計に感じる。

バターの風味が豊か。優しい味わい。

美味しい。手が止まらない。ハマる~。

ビスキュイ 珈琲 ミニ

マモン・エ・フィーユ ビスキュイ 珈琲 ミニ パッケージ

1404円。28枚入ってたと思う。賞味期限は2019年11月22日(2019年10月24日購入)。

砕いた珈琲豆入りのビスキュイ。

原材料・・・発酵バター、小麦粉、砂糖、卵、コーヒー豆、濃縮コーヒー。

マモン・エ・フィーユ ビスキュイ 珈琲 ミニ 上から見た図

香ばしい珈琲の風味が鼻をくすぐる。炭火焼珈琲のような香り。

ほろ苦くない。深い味わい。力強い珈琲の風味。フィナンシェより強い。ザクザク。珈琲豆の食感も感じられる。

プレーンに比べるとしっとりさが少ない。バリバリとした感じ。子供の頃食べてた「蕎麦ぼうろ」みたいな食感。

それにしてもフシギな香り。まるでハーブみたい。とても神秘的。生姜のような辛みのようなモノも感じる。

美味しい。食べれば食べるほど深みにハマってゆく感じ。

感想

た、た、た、た、高ぇ~。

私にとっては度肝を抜かれる程、高い。こんなセレブ洋菓子見たコトない。ベルサイユ宮殿で食べるような洋菓子じゃァないだろーか?

テレビで紹介された時は「母と娘」という店名を聞いて、素朴な手作りのお店と勝手に勘違い~。

厳選せねば。厳選したつもりだったが・・・大散財~。トホホ~。

だが後悔はない。そんなには。ウワサに違わぬ激ウマだった~。いつもは保存の効く焼き菓子は避けて通るんだが・・・こんなに美味しい焼き菓子(ビスキュイ以外のコト)食べたの初めて~。

家族に「バターの上澄みが~」と説明すると「上澄み、上澄み、ウルサイ」と言われてしまった~。それほど素材にこだわり抜いた味。超上質。上品。甘さ控えめ。手作りそのもの。美味しすぎる。

「レーズンサンド」から食べ始め、最後がビスキュイ。大人気の「フレンチビスキュイ」だが、サブレのアトでは・・・どーしても影が薄くなってしまう。

美味しいケド感動はない。気軽に食べられる感じ。値段を考えると、気軽に食べられても困るんだケドね。しかも多い。同じモノばっかり。ちょっと飽きる。結局ポテチのようにパクパク食べている。

乾燥剤入り。ビニール袋に入れて密閉保存。4日め。食感に変化なし。個包装じゃなくても割と大丈夫そう。

手土産にも持って行きにくい。ちっちゃすぎて格好がつかない。わかってくれる人(私はワカラナイ人)じゃなきゃ、気まずい空気が流れそう。

5000円程度の詰め合わせもあるがミニサイズ。お歳暮にもキツイな。

オススメは「レーズンサンド」、「レモンのカトルカール」、「フィナンシェ」

「ブランデーケーキ」も美味しいが、節約のため外すとしたらコレかな。ケーキ系の焼き菓子はめっちゃくちゃ美味しいので、どれを選んでもダイジョーブだと思う。多分。

大人気のビスキュイは、もし試食させてくれたなら、買わなかったな。バターの量が1.5倍。サブレとビスキュイの差はとてつもなく大きい。

高級住宅街、御影に相応しい超高級洋菓子店。気軽に買えるお値段ではないが、1度は行ってみたいお店。

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