愛知西尾抹茶に心酔。京都宇治へお抹茶めぐりを計画するも直前にテレビで特集。大混雑必至。ってか中村藤吉本店はいつでも1~4時間待ちらしい。断念。
ん?阪急百貨店のデパ地下に入ってるじゃん。宇治遠いしだりーしヨカッタ~。しかもいい場所。エスカレーター降りてすぐのツリーテラスの真向かい。
オンラインストアもあり。お茶は阪急よりグッと品揃えアップ。
2017年9月21日夕方4時半ごろ訪問。冷蔵品が多いため帰る直前。スイーツは品揃え豊富で売り切れもない。お茶はティーバッグが主流。購入予定していたかぶせ茶は置いてない。かぶせ茶とは玉露と煎茶の中間のお茶。穏やかな風味のお茶で苦みや渋みが苦手の人向きとのこと。
名前を冠したお茶をチョイス。中村茶と籐吉熟成。宇治茶は春に摘み取ったお茶を秋まで熟成させるのが特長。秋が宇治茶の旬。宇治には行けなかったけど楽しみ~。さらに1年熟成させたのが籐吉熟成らしい。まずは普通の籐吉買うべきだったかなぁ。
年をとると部屋が片付けられなくなる。筆頭がスイーツの入ってた箱。カワイくて捨てられない。でも使い道がない。パッケージに経費使わず安くしてくれたら捨てられる。モンダイ解決なのになぁ~。
中村藤吉本店は種類ごとに手提げ付きビニール袋に入れてくれてる~。深い緑がオシャレ。おばさんゴコロをわしづかみィ。モチロン捨てられない。
秋の生茶ゼリイ
450円。
抹茶ゼリイと白玉とさつまいもあん。
抹茶ゼリイつるつる。ぷるんぷるん。つるんと口に入り抹茶の香りと風味が口いっぱいに広がる。濃厚な抹茶の味。抹茶そのものを食べているような強い満足感。程よい甘み。わらび餅のような食感でもある。めっちゃくちゃ美味しい!!
さつまいもあん。なめらかな芋あんの中につぶつぶしたカタマリもあり。鳴門金時芋の美味しさにも驚かされるが、芋の甘さの中に忍ばされたほんのりとした塩味が効いてて、もう、もう、めっちゃくちゃ美味しい!!
そしてモッチモチの白玉。全てがあまりに美味しくつるんつるん口の中に入っていってしまう。抹茶ゼリイの山盛り。なんて美しい風景だろう。紅葉はないが秋の野山のよう。美味しい。美味しい。美味しいぃぃぃぃぃ!!!
生茶ゼリイ(ほうじ茶)
390円。
ほうじ茶ゼリイと白玉とあんこ。
つるつる。ぷるんぷるんは同じ。一口食べた途端。やはり抹茶ゼリイの美味しさが忘れられな~い。ただしつるんつるん口に入ってゆく程に「なかなかイケる~。」独特な香ばしさと風味が大人の味。やっぱりコレもおいし~い!!
モッチモチの白玉も完全にほうじ茶の香りと風味が染み付いて美味しすぎ。
そしてあんこ。あんこと呼んでいいのかわからない。豆をそのまま潰すことなく煮ている。豆の美味しさがそのまま生きてる。めっちゃくちゃ美味しい!!
やはり程よい甘み。つるんつるんいくらでもイケまっせ。
中村茶
50g入り。1080円。煎茶や玉露など7種類のお茶をブレンドしたお茶。中村家秘伝中の秘伝。門外不出のお茶を1994年平安建都1200年を記念して披露。つまり販売。
高級茶に敬意を表し裏面のお茶の淹れ方で淹れてみる。
なになに2人分大さじ2杯10g。え?えええ~?多すぎだろ。いや敬意敬意。小皿に測って入れると山盛り。くすん。あっという間になくなっちゃうじゃん。
甘めに淹れる場合は60度か。よしっ。秘密兵器登場。思い出せないくらい昔。テレビでさるパティシエの一言「家庭に糖度計はフツーにあるでしょ。」ないよ。フツーないよ。でも一念発起。調理用温度計購入。以来引き出しの奥で熟成中。やっと日の目を見る時キター。
ドキドキの進水式。おお~っ。ちゃんと作動する~。だいたい60度!!(アバウトな性格はなおらない)250cc注入。1分待つのだゾ。
でけた~。え???お湯のみの半分もない。お茶っ葉多すぎて水分吸収されちゃったんだ。まいいや。飲もう。
スッキリとした味わい。ほのかな甘み。ほどよい湯加減。すっごく美味しい。
ブレンド茶だけあって際立った主張は感じられないがシンプルながら奥深い味わい。苦み渋みもなくハッキリとお茶の美味しさを感じられる。
このお値段で中村藤吉本店では一番安い価格帯のお茶。宇治茶の老舗恐るべし。
後日。普段通りの淹れ方でもダイジョーブだろうと淹れてみる。・・・うすい。うすくてもお茶の芳しい香りガーとかじゃなくただのうすいお茶。許せない。
つまり1人分108円。コンビニのコーヒーと同じ。お茶は自作。面倒臭さ込み。到底納得できない。
シフォンケーキ(抹茶)
700円。和紙にカワイイイラスト付き。
ふわふわ。ホンモノのシフォンケーキ。頼りない程の柔らかさながらキチンと自立。崩れることなくフォークでちぎり口の中へ。
シルクのようなきめ細やかで優しい食感。雲を口に入れてるみたい。しっとり。抹茶の風味はほんのり。甘さ控えめ。とっても美味しい。
シフォンケーキ(ほうじ茶)
700円。同じくカワイイイラスト~。捨てられない。
食感は抹茶と同じく。
ほうじ茶の風味はやはりほんのり。甘さ控えめ。風味は違うものの美味しさはほぼ同じ。
生ちゃこれーと(抹茶)
1296円。ミニミニサイズ(2㌢×2㌢高さは2㌢より低い)20個入り。
初生チョコ。生チョコは2~3日しか保たないイメージだが生ちゃこれーとは賞味期間2週間。
やわらか~い。しっかりとした固形のチョコが舌の上でマジで雪のように溶けてゆく~。ヤバイ。おいし~い。
抹茶の香りと風味。チョコと抹茶が濃厚に溶け合ってる。
ただ甘すぎ!!一粒で抹茶3杯イケる!!
まとめ
サスガ京都宇治の老舗にして超人気店。スイーツの高級さは伊達じゃなかった。全てが美味しくクオリティーが高い。値段に見合った美味しさと言える。ただし個人的にはやっぱり高すぎと思う。
今回購入したスイーツの中で絶対味わうべき逸品は秋の生茶ゼリイだけ。コレだけは絶対ハズせない。
シフォンケーキは美味しいがお茶風味じゃなくてもいい感じ。生ちゃこれーとは甘すぎて干菓子みたいな位置づけ。一粒でオナカいっぱい。ハーフにして半額にして欲しかった。
今回抹茶スイーツとほうじ茶スイーツを味わってわかったこと。やっぱり抹茶。最近ほうじ茶ラテとかほうじ茶の人気が急上昇中みたいだけどやっぱり抹茶。
抹茶の若草のような爽やかさと甘みとフレッシュさは何ものにも代えがたい。にゅるにゅる~っと自身も若芽になって世界に飛び出してゆくみたいな気になる。落っこちそうなほっぺたを両手でしっかりと押さえながら何度でも叫ぶ。
秋の生茶ゼリイ美味しい!!秋の生茶ゼリイ最高!!秋の生茶ゼリイ日本の誇り!!