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「今日から俺は!!」のドラマが始まりました~。
運命を感じて視聴。
実は先月部屋の片付けを始めまして~。本なども整理しよーと。その時サスガに「今日から俺は!!」はもういいかなと。
38巻は壮大すぎる。読み返すコトもないかなと。廊下にぽいぽい積み上げましたトコロ、テレビで「今日から俺は!!」のCMが流れる~。
うっそぴょーん。見ねば。コレは見ねば~。
よっしゃ~。最後にもう1回読もう。復習しながら視聴するぞ~。
ただいま2018年11月12日。やっと4巻読了。だめじゃん。全然間に合ってないよ~ん。
原作
1988年~1997年まで増刊少年サンデーから週刊少年サンデーへと活躍の場を移しての連載。コミックス版は30巻以上に及ぶが、文庫版は全18巻で発売中らしい。
原作者
原作者は西森博之先生。他に代表作は「天使な小生意気」、「お茶をにごす」、「道士郎でござる」など。
私が一番好きなのは「天使な小生意気」。フツーなら友達には絶対ならない、全く接点のない登場人物達。そんな面々が美少女「天使恵」を好きという1点だけでつながる。仲間となり奮闘してゆく物語だ。
登場人物の絵柄は少年マンガらしくシンプル。ギャグ漫画のオモシロさはモチロンだが、キャラクター性もすごく魅力的。
原作
舞台は千葉。時は80年代。
主人公である三橋貴志と伊藤真司が同じ日に私立軟葉高校に転入。実は2人の出会いは転校初日ではない。
偶然にも2人とも転校を機にツッパるコトを決意。ツッパリ髪型にすべく同じ床屋で遭遇した経緯があった。
私立軟葉高校は結構な不良高校。突然ツッパリだした2人。ダイジョーブか?
ソコはマンガ。もともと潜在能力があったらしく、ケンカの能力に目覚めた2人はコンビを結成。2人で様々な敵に立ち向かうのであった。
「天使な小生意気」の登場人物の方がバラエティに富み多彩。「今日から俺は!!」はヒキョー者の三橋と男気のある伊藤という違いはあるものの同じツッパリ。似た者同士。
そんな2人の高校生活は「天使な小生意気」とはまた違った楽しみを与えてくれるのだ。
監督
監督は福田雄一監督。
映画ファンというワケでもないので監督がどーのとか全然ない。だが、な、ナント、福田雄一監督はアニメの実写映画化が多いだけじゃなく、大好きだった「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「スーパーサラリーマン左江内氏」も監督した人だったのだ~。
他に「アオイホノオ」、「銀魂」、「斉木楠雄の災難」など。
登場人物紹介
今のトコ主要キャラはこんなモンかな。
- 三橋貴志・・・軟葉高校2年。金髪。演者は賀来賢人さん。
- 伊藤真司・・・軟葉高校2年。トンガリ頭。演者は伊藤健太郎さん。
- 椋木先生・・・軟葉高校の教師。金八先生のコスプレ。演者はムロツヨシさん。
- 早川京子・・・成蘭女子高校2年。もとスケバン。伊藤の彼女。演者は橋本環奈さん。
- 赤坂理子・・・軟葉高校2年。道場の娘。演者は清野菜名さん。
- 赤坂哲夫・・・赤坂道場の師範。赤坂理子の父。演者は佐藤二朗さん。
- 今井勝俊・・・紅羽高校2年。番長。演者は太賀さん。
- 谷川安夫・・・紅羽高校2年。今井の子分。演者は矢本悠馬さん。
- 片桐智司・・・開久高校2年。番長。演者は鈴木伸之さん。
- 相良猛・・・・開久高校2年。ナンバー2。演者は磯村勇斗さん。
忘れてならないのは三橋の父として登場する吉田鋼太郎さん。「おっさんずラブ」で演じた頼りがいがあって乙女な上司は記憶に新しい。
アニメの実写化というのは原作ファンが納得するかどうかがひとつのカギになるらしい。
アニメに限らず原作愛は少々厄介。昔知人と映画を見た時のハナシ。「おもしろかった~。」と私。「ヒドッ。原作と全然チガウ。」と知人。私「・・・。」以下繰り返し。
原作を知ってる人の感想に少々傷つくコト多数。だが理解できるコトもある。私自身も原作を読んだヤツの映像化は見たい。だが長~い原作を2時間の映画にまとめるのは至難の技。ただただあらすじをたどってるだけの作品もあったりする。
原作愛の強い人達はドラマ「今日から俺は!!」にお怒りだろうか?
否。きっと大満足してるに違いない。このキャスティングにはワクワクが止まらない。
まず三橋貴志役の賀来賢人さん。「スーパーサラリーマン左江内氏」を見てショーゲキを受けた俳優さんだ。我らが三ちゃんにコレほどピッタリな役者さんはいないだろう。
そして伊藤真司役の俳優さんは私にとっては初見。原作を超えた~。
原作の伊藤ちゃんはトンガリ頭でこそカッコイイがフツーの髪型にすると地味。目の細い暗い顔立ちだ。俳優さんはおめめパッチリでキュート。クドい顔ではなく一重まぶたっぽい涼しげな目元。キュートなのに原作の印象をキープ。最高じゃんかぁ~。
早川京子役の橋本環奈さんは見た目も中身も原作とは随分チガウ。京ちゃんはスッキリ長身の美人タイプ。カワイイ顔立ちは見た目で言えば理子向き。だがコレでいい。ギャグ満載の演技は「銀魂」の神楽そのもの。
何より、何より、私が好きなのは伊藤ちゃんとのイチャイチャ。もとスケバンの京ちゃんは伊藤ちゃんの見てないトコでは乱暴狼藉三昧。伊藤ちゃんに見つけられた時のゴマカシ方は私の一番好きなシーン。
魔法少女のマネをして何度も伊藤ちゃんに魔法をかけるトコは永遠に見ていたい。日本中の女子に「こんなカレシがほしい~。」と思わせたんじゃなかろーか?あるいは乙女ゲーでやってみたいなぁと。
朗報。
伊藤ちゃんにツッパリが見つかるシーンは今週もあり。コレから何度も出てくるかもしれない。これぞ福田雄一監督のマジック~。
驚かされたのは今井勝俊役の俳優さん。原作と全くチガウ。似ても似つかない。原作では長身のゴツい感じ。一番違和感を感じるキャスティング。だが・・・オモシロ~い。めっちゃくちゃオモシロイ。オモシロさは原作よりずっと上。モンダイなし。
子分の谷川安夫役の俳優さんは一番原作に似てる。顔がソックリ。笑っちゃうぐらいだ。
アト理子のお父さんは原作では強い。佐藤二朗さんが強いなんてイメージは無理筋かもね。
第5話 ギザギザハートのシティ派不良登場!タイマンて何ですか
東京の不良が千葉に遠征。暴れ回るの回。開久との抗争もひと休み。スピンオフ系な感じです~。
地方の人間からカツアゲをするのを常習とする東京の不良。名前はユタカ。ソコへ三橋達の同級生がメモを片手に原宿で話題のクリームソーダを目指しやってくる。まさにカモネギ。
おサイフを盗られたあげくボコボコの病院送り。キゼツ寸前に「テメーなんざ三橋さんと伊藤さんにぶっ殺されるモンッ。」と捨てゼリフ。そのコトバをきっかけに仲間の不良と千葉へ遊びにゆくのであった。
ついでに地元の不良高校(開久高校)もやっつけちゃえ~。全てが遊び半分。アブナイ奴らだ~。
不良の中心メンバーは紅野(こうの)と名乗る男。・・・どっかで見たコトあると思ったらクドカン~?じゃなかった~。クドカンにソックリな人だぁ~。
「伊藤くんA to E」に出てた人じゃん。「ホリデイラブ」の裏切られる夫役もよかった~。今回はナントまぁ・・・憎たらしい役。ご苦労さま。
つるんで遊んでるだけの東京の不良達は仲間でもなんでもない。裏切りアリ、制裁アリのあげく、開久に追い詰められるも、間一髪タクシーでひとりニコニコ東京へ逃走する紅野。
ユタカは伊藤にヤられ、残りは開久にとっ捕まりズタボロ。紅野に勝ち逃げなんかさせるか~。三ちゃんの悪賢さ全開。個人情報を突き止め、同級生の前で本性を暴露&空中パンチ~。
実は今回、伊藤ちゃんと京ちゃんのイチャイチャシーンだけじゃなくサービスシーンがある。
東京の不良どもが三ちゃんと伊藤ちゃんに果たし状をガチャーンって投げ入れたのは夜。そう。伊藤ちゃんはおフロに入っちゃったアト~。
ストレートヘアにジャージの伊藤ちゃん。うんうん。おフロのアトはジャージだよね~。三ちゃんに「フツーの人~。」と揶揄され怒りの鉄拳をユタカに振り下ろすのであった。
原作では転校当初、上級生とモメ、髪型をもとに戻せと命じられるふたり。三ちゃんは黒髪に戻しスキを伺うが、一本気な伊藤ちゃんはどんな目に会おーとも髪型を変えない。
それ程髪型にこだわりを持つ伊藤ちゃんだが、京ちゃんのためなら別。京ちゃんの両親に会う時は引力に逆らわずビシッとキメる。地元のヤンキーとモメた時は、ギリギリで頭髪をスッパリと切られカッパヘアーに。意外と三ちゃんよりサービスショットの多い伊藤ちゃんです。
コレからも伊藤ちゃんから目が離せない。そんな感じです~。
まとめ
とにかく楽しい。保存しなかったコトに大後悔。永久保存がオススメのキョーレツギャグドラマです~。80年代にタイムスリップしたみたいな感じも楽しい。
スペシャルゲスト、敵役ゲストともに超ゴーカな顔ぶれ。山田孝之さんがどんな役で出てくるのかも楽しみ~。
主題歌は嶋大輔さんの「男の勲章」を番組のキャスト「今日俺バンド」がカバー。みんなで楽しそうに歌って踊る姿は何回見ても見飽きない~。
三ちゃんと理子の行く末も気になる~。全っ然憶えてないし~。アト何回なんだろー?足りないよ~。