ココロ踊る春のニュース!!神戸に新しいパン屋さんが誕生!!
ピッカピカの2019年4月1日ニューオープン。楽しみだぁ~。
読売テレビ「ten.」で紹介
2019年9月17日放送、読売テレビ「ten.」のサンキューパンシェルジュのコーナーで紹介。
コンセプトはパリの街角にあるようなほっこりとしたパン屋さん。シェフは【サ・マーシュ】出身。
紹介されたのは「カンパーニュ」。1/2個で648円。1/4個から販売。
バターをとろーり。美味しそうですね~。生地の小麦粉は全粒粉、強力粉など4種類をブレンド。仕込みから焼き上がりまで24時間もかかるこだわりの一品だそうです。
「ニソワーズ(486円)」というフォカッチャサンドも登場。
ニース風のサラダを挟んだサンドイッチ。フォカッチャはじゃがいもと黒と緑のオリーブ入り。ニース風サラダは卵、ミニトマト、ピクルスにグリーン野菜や紫玉ねぎなどボリュームいっぱい。ヘルシーですね~。
ザ・ベイク(THE BAKE)とは?
神戸北野の人気ビストロ【LE BOZY(ルブージー)】がオープンさせたパン屋さん。
- 神戸市中央区加納町2-3-13
- TEL:078-778-3852
加納町3丁目の歩道橋の北。フラワーロードより1本西の道沿い。
平日の午後1時ごろ到着。
黒が基調のシックな外観。お祝いの純白の欄が目に眩しい。お祝いのお花があるうちに来れたの初めて~。
ガラス張りの扉を開けて1歩中へ。こじんまりとした店内は薄暗い。イギリスのキッチン(ドラマ「ダウントン・アビー」)のようなイメージ?
お客は私ひとり。真ん中のテーブルに様々なパンが並ぶ。奥の棚にはバゲット。トナリが会計。会計から奥に続くキッチンでは続々とパンが焼き上がってる模様。
パンを選ぶ!!
食パンがない。売り切れたのか?どど~んとバゲットが並べてあるあたりハード系メインな感じ。最初から食パンを焼いてない可能性もあるかも?
昼過ぎのせいかパンの種類はさほど多くはない(午前11時オープンのようだが)。よくある売り切れました感はなく、それぞれのパンがたっぷりとお皿に盛られている。
会計の横にポップがいくつか置いてあったのでやはり売り切れてるのかもしれない。
うわ~。流行りの断面萌のサンドイッチ。テンション上がるも648円。
でっかいミートローフのような大きさのソーセージの入った「ソーセージブリオッシュ」。1/10カットで486円。マジかッ?すっごく薄いスライス。袋パンのバターケーキのスライス売りみたいな厚さ。
「レーズンブリオッシュ」。でっかいトレーで焼いたレーズン入りブリオッシュを四角くカット。割と大きめ。リーズナブルな価格だったと思う。
バゲットは2種類。「バゲットトラディショナル」と「バゲット ヤマ」。もっと小さめのがほしいがない。チャバタなら小さめ。やはり初回はチャバタよりバゲットがほしい。お安い方を買おっと。
スイーツ系は「パン・オ・ショコラ」や「シナモンロール」など。
・・・・・・迷う~。
その間お客が約2名。入ってチラ見。何も買わずに出ていった~。度胸あるなぁ。
バゲット トラディショナル
291円。パンのサイズは約50cm×6cm。
デカすぎて写真に入りきらない~。太さは細い。細長いバゲット。
ブワ~ッ。香ばしさが香り立つ。ほのかな酸味。小麦の香りを胸いっぱいに吸い込む。まさにアロマ。たまらない。
パリッパリ~。皮は厚くモッチリ。メリメリとゆっくりじんわりと砕けてゆく。キャラメリゼしたような感じ。パリパリからのメリメリ。繊細な食感。
細長いバゲット。だが中はふんわり柔らかい。大きな気泡がたっぷり。すごくしっとり。しっとりさが溢れる。ジューシーな感じ。水分たっぷり。
噛みしめるのが楽しい。噛みしめるたび小麦の深い旨みがじんわり。どんどん美味しくなる感じ。止まらない~。
めっちゃくちゃ美味しい!!
トースト。
バリバリ。皮が固い。
・・・なんで?ウチのトースターのせい?あるいは細すぎて上手く焼けなかった?
焼き餅の表面のような感じ。バリバリ砕け散る。メリメリ感消失。
中はふんわり柔らかい。しっとり。
う~ん?
買った日にこの味はない。台無し。ウチのトースターのせいかもしれないが、生食の方がよさそう。
次の日。生食。
パリパリやメリメリはなくなったが美味しい。じんわりとした旨みと深い味わい。モッチリ噛みしめる。焼く必要なし。
クロワッサン
324円。パンのサイズは約16.5cm×10cm。大きめ。
サクッ。ジュワ~ッ。
うわ~。おいし~い。
表面はサクサクというほどのサク感ではない。メリメリと繊細さを感じる食感。やはりキャラメリゼのように感じる食感。
中はクルクルと幾重にも層が重なる。ウットリするようなバター色。空気を含んでふんわり柔らかい。
バターの風味がくちの中でほんのり広がる。ベタベタしてない。絶妙な風味。
おいし~、おいし~、おいし~、おいし~!!!
クロックムッシュ プティ
172円。パンのサイズは約11cm×5cm。
プチサイズをチョイス。普通サイズはお値段高め。プチプラがありがたい。
薄くスライスしたフランスパンの片面に薄くホワイトソースを塗りスライスポテトをサンド。トッピングにチーズ。
フランスパンはパリパリ。サクサク。トーストしたフランスパンそのままの味わい。軽やかな食感。
ホワイトソースは薄く少なめ。大きめの薄切りベーコン(ハムかも?)入り。うす味でシンプル。手造りっぽい。ミルキーさが光る。ミルク風味がダイレクトに伝わる味わい。
じゃがいもは柔らかくホックリ。絶妙な固さ。ボイルかな?アッサリ。うす味。
チーズはたっぷり。塩味が効いててチーズの風味が引き立つ。チーズが織りなす複雑かつ豊かな風味。
めっちゃくちゃ美味しい。フランスパンのサクサクとチーズの風味が最高。シンプルな惣菜パンをチーズの美味しさがまとめ上げている。
ただ・・・ホワイトソース少なすぎ。私はベシャベシャとホワイトソースたっぷり&クリーミィなのが好み。コレはクロックムッシュとは言えまい。私基準では。
だがめっちゃくちゃ美味しいのは間違いない。オシャレで上品なフレンチっぽいパン。
シナモンロール
324円。パンのサイズは約10cm×9cm。
パンはブリオッシュっぽい。ふんわりしてるがギッシリめの生地。
ザクザク、ザクザク。
・・・?ひょえ~~~?
シナモンシュガーを巻いている。シナモンロールなんだからアタリマエ。アタリマエじゃないのはその量。
シロップ状ではなくしっとりとした柔らかい砂糖のカタマリ。たっぷりのシナモンで風味付けられた砂糖がギッシリ。ギューギュー詰め込まれてる。砂糖そのもの。
レーズン入り。柔らかくジューシー。洋酒の風味が香る。風味豊か。
シナモン風味は濃厚。グイグイ来る。独特の力強い風味。
トッピングはシュガーアイシング。全面に厚めでたっぷり。
甘い。大甘。甘すぎ。
ジャリジャリ、ジャリジャリ。上から中から砂糖×砂糖。砂糖のデュエットではなく壮大な交響楽。
シナモンの強い風味に負けじと砂糖をぶち込んでいるのか?砂糖とシナモンの戦いを見せられてる気分。せめてトッピングをチーズクリームとかクリーム系のフォンダンにしてほしかった~。コレじゃ砂糖地獄だよ~。
甘ったるいのが苦手な私だがシナモンロールだけはユルす。ユルしてきたハズだが・・・最近甘さ控えめのシナモンロールも増えてきたので油断してた~。
砂糖の破壊力はキョーレツだが油脂感は控えめ。シンプルな上品な味わいでもある。いかにもなアメリカンな感じではない。とても美味しい。美味しいが甘党の人向け。
感想
フシギな空気感だった。
薄暗い店内に並ぶのはオシャレなハード系のパンが多い。メロンパンやクリームパンなど素朴なパンはひとつもない。食パンすら見当たらない。売り切れてるだけかもしれないが。
1歩店内に入っただけで外国に迷い込んだようだ。神戸北野の異国情緒を大切にしてるのかもしれない。
パンは全て超絶美味しかった~。甘すぎなのは置いといて。
バゲットの繊細かつ大胆な深い味わいは神戸の超有名店を思い出す。ってかアタリマエ。テレビ番組によると【サ・マーシュ】出身だった~。
そして「クロワッサン」。
クロワッサンはそんなに好きな種類でもない。どちらかと言うとスイーツ系のデニッシュを選びがち。だが・・・。
こんなに美味しいクロワッサンは初めてかもしれない。思わずうなった、思わず脱力、思わず叫んだ~。
うんまーい!!!
さる有名店のクロワッサンはバリバリとした固め。だがこの繊細かつ旨み溢れる「クロワッサン」はどーだぁ~!!!自分が作ったワケでもないのに自慢したくなる味。
「クロックムッシュ」ではシンプルだが素材の美味しさが光る。料理の腕前も一流だと証明。サスガ。ビストロが出してるだけのコトはある。コレはサンドイッチも期待大かも。
今度はもう少し早い時間に行ってみようかな。次は高めにも感じたパンにも大胆に挑戦してみよう。そんな気にさせるパン屋さん。
パンの街神戸が誇るパン屋さんがまたひとつ誕生。
【ザ・ベイク(THE BAKE)】は下記の記事「2019年神戸地元民に人気の絶品パン屋さん11選」の11選に入れました~。よかったら見てくださいね~。
