ジャムには目がない。
以前から狙ってた手作りジャム専門店【デュラ・コンフィチュール ジャミティエ】。正式名称は長いなぁ。今回の名古屋行きでやっと実現。
デュラ・コンフィチュール ジャミティエ
【ジャミティエ】とは「Jam」と「amitie」を組み合わせた造語。「amitie」とはフランス語で友達というイミ。ジャムと友達、ジャムのある生活という想いが込められているそうだ。
- 愛知県名古屋市緑区鶴が沢 1-2402
- 電話 052-853-9827
- FAX 052-853-9828
- 営業時間 午前10時から午後6時まで
- 定休日 不定休 公式サイトをチェック
- 駐車場 5台
雨のそぼ降る日曜日。お昼前到着。階段をトントントンと上ってゆく可愛らしいお店。
駐車場が5台もあり驚く。名古屋ではフツーなのかな?でっかい紙袋を抱えた親子と入れ違いに入店。たくさん買ってるなぁ。客は無人。コアなファンがいるのだろう。
今日は近所(?)のパン屋さんのパンも販売しているらしい。自然食品っぽくていい感じ。
店内は明るくナチュラルなインテリア。とても広々。落ち着いてお買い物できた~。
ジャムはそれぞれフタにカワイイ布をかぶせている。とても手作りっぽい。「赤毛のアン」のマリラの食品棚のようだ~。ミニサイズのお試しセットもある。
試食コーナー
予定では「モンゴル産岩塩の塩キャラメル」を買うつもりだが・・・「生キャラメル」もあるじゃァないか~?
こーゆー場合、だいたい「塩キャラメル」を選ぶのが常。だが、「生キャラメル」がすっごく人気商品らしいのだ~。コレは困った~。
ん?
隅っこに試食コーナーがある。「ドーゾドーゾ。」と親切に勧めてくれる。お客が自由に試食するシステムらしい。ちょっとビックリ。名古屋じゃアタリマエ?
太っ腹~。お店の人が勧めてくれる場合はいくらでも食べちゃう。だが自由に試食できるとなると・・・意外とムダな試食はしづらい。合理的な方法かも。
どーせ「モンゴル産岩塩の塩キャラメル」を買うつもりだが・・・むむ?
「生キャラメル」のとろけるような生感。「モンゴル産岩塩の塩キャラメル」は塩が効いてて「生キャラメル」より甘みを強く感じる。
サスガ人気ナンバーワン。確かそう書いてあったような気がする。
他の購入予定は「アマンドショコラとフリアンティーヌ」と「西尾抹茶」。「西尾抹茶」はなかった~。残念。新茶シーズンまでおあずけなのかな?
「アマンドショコラとフリアンティーヌ」はおすすめ商品だったと思う。うろ覚えで申し訳ない。フリアンティーヌ(薄焼きクッキー)が本当にサクサク~。
気になったのが「バナナバター」。とろっとろのバナナ。すっごくフルーティー。バターがクリーミィに絡まってすっごく美味しい。
生キャラメル
120g入り。600円。賞味期限2019年6月(2019年3月10日購入)。
原材料・・・砂糖、生クリーム、サワークリーム、バター、レモン、牛乳、バニラエッセンス/香料。
アレルギー物質・・・乳成分。
苦ッ。ほろ苦いって言うより苦ッ。
でもおいし~い!!!
濃厚なキャラメル風味。とろ~り。なめらか。舌の上でとろけるような食感の生キャラメル。
濃厚。極限まで煮詰めたような濃い風味。ヒリヒリするような苦みと香ばしさがたまらない~。
なんてコクのある奥深い味。
ほろ苦すぎるキャラメルとミルクたっぷり生クリーム。濃いキャラメルラテのように混ざり合う。
いやチガウ。もっと濃厚。
濃厚なキャラメル味の奥底から感じるのはフルーツ?フルーティーな風味。あれ?ってか酸味?本当にフルーツ入ってる?
原材料チェック~。
サワークリームかぁ。深いコクがくちの中で広がるような複雑な味わいを生み出しているのはコレかな?
「コレは本当にジャムなのか?」ってぐらい華やかな味わい。カンペキにスイーツでしょ!!!
ちょーどミルキー ソフト キャラメル味【雪印メグミルク】があった~。
セレンディピティ(棚からボタ餅)。コレは神の偶然、いや必然でしょ~。
夢のダブルキャラメル。ミルキーの淡いキャラメルとのコントラスト。苦みが引き立つ。カンペキに大人の味。
うんまーい。
アマンドショコラとフリアンティーヌ
100g入り。800円。賞味期限2019年7月(2019年3月10日購入)。
原材料・・・クーベルチュールチョコレート、アーモンド、ピーナッツオイル、フリアンティーヌ(薄焼きクッキー)。
カカオ66%のクーベルチュールとカカオ37%のクーベルチュールの2種類をブレンド。アーモンドはアーモンドローストペーストとアーモンドプラリネを使用。
アレルギー物質・・・大豆・落花生・乳成分・小麦・卵。
ゴリッ。おや?思ったより固め。
ダイジョーブ。アツアツのトーストの熱でふわ~ッととろける。
サクサク。薄焼きクッキーの食感。シリアルのような繊細な食感。
アーモンドの風味とチョコ。ほろ苦く香ばしい。
美味しい。
バナナバター
120g入り。600円。賞味期限2019年7月(2019年3月10日購入)。
原材料・・・バナナ、砂糖、バター、レモン。
アレルギー物質・・・乳。
とろりとフルーティー。とろとろクリーミィに柔らかい。所々カタマリが残ってる部分もある。
完熟バナナそのものの美味しさ。さほど甘くない。自然なバナナの甘み。ねっとりとしたバナナ特有の味だがスッキリとした味わい。レモンの爽やかさのせいなんだろうか?
焼きバナナ。バナナのバターソテーみたいなコク。
すっごく美味しい。
感想
すっごく美味しい。やっぱりプロの味。そして安全。
実は手作りジャムには少々のトラウマ。知人のハナシなんだが。瓶の煮沸消毒などキチンとやったのにカビが生えたそうだ。
以後コワくて手作りジャムが作れない。ソレ以前も作ったコトないスけどね。
2~3日で完食できればダイジョーブなのかな?そう思って電子レンジで苺ジャムに初挑戦。思ったのと全然違うデキになってしまった~。
レンジメーカーのレシピがワルイのか?
大甘。苺のフレッシュ感は消し飛んでいた。大粒の苺だったのに~。
2度めのトラウマ。苺は高い。砂糖を減らして再度挑戦する気になれない。
さて、「生キャラメル」は他の店にはない大人の美味しさ。美味しさについては充分すぎるぐらい語り尽くしたので「アマンドショコラとフリアンティーヌ」についてひと言。
美味しいとは思う。家族の評判も上々。・・・だが私はあまり好きじゃない。
ナゼなのか?
アーモンドが多すぎるのか?アーモンドも好きなハズなんだが。
少々中途半端かも。チョコはアーモンドの分、濃厚さが減ってる。アーモンドも濃厚と言うより薄めたようなぼやけた味。
ボンボンショコラで中にアーモンドのガナッシュが入ってるヤツがあるでしょ?
アレってすっごく美味しい。アーモンドショコラってあーゆーイメージなんだが、全然チガウんだ~。
思い浮かぶのは「ヌテラ」。イタリアのチョコとヘーゼルナッツのスプレッド。クッキーは入ってないけど似たような味。
「ヌテラ」も私は苦手。家族には好評。アメリカの料理番組に出てたイタリア人の料理研究家も大好き。
多分私の味覚が個人的すぎるんだと思う。アーモンドミルクが苦手というコトと同じかも。
アーモンドとチョコは最強コンビ。加えて薄焼きクッキーのサクサク食感。美味しいコトは美味しいと思う。
今回はスプレッド類を中心にチョイス。次回はフルーツ系で攻めてみたい。