実食!!市販のおすすめカレールウ・ランキング発表!!!

今日のゴハンは何にしよっかな~?
そう。メニューに困った時に登場するのがカレー。カレーは週イチっておウチも珍しくないのでは?
こないだテレビで、ほぼ毎日カレーを食べてるという猛者を見ましたヨ~。
ミョーに安心しますね~。そう。カレーが好きだからカレーを作るのだ~。決して、手抜きなんかじゃないぞ~。
週イチだろーが、月イチだろーが、カレールウを使ったカレーは日本の家庭料理の代表選手。頼もしい存在であるコトは間違いありません。
最近はレトルトカレーも人気のようですがね~。
カンタンに作れて、失敗ナシ。しかもゼッタイに美味しい。未来に語り継がれるべき料理とはこのコトですね~。
家庭の数だけ、カレーの数がある。
こんなコトバをどっかで聞いたコトあるような、ないような。確かなのはスーパーにはたくさんのカレールウが並んでいるというコト。少なくとも、カレールウの数だけ、カレーの数はあるでしょ。
私は神戸っ子。理想はビーフカレー。でも予算に応じて、ポークやチキンにするのが現実です~。
ちくわやコンビーフ、サバ缶やはんぺん等。バリエーションが豊かなのも、カレーの魅力。個人的には辛いモノを入れるのは苦手です~。
昔、はんぺんを入れたクリームシチューをゴチになったコトがありまして・・・塩辛くてギョッ。はんぺんってこんなに塩辛いモノなのかとビックリいたしましたヨ~。
今回は近所のスーパーで手に入った12種類のカレーを食べてみました~。全て中辛。そして基本のキ、ビーフカレーで比較してみました~。
さて、前置きナシのいきなりランキング。ドンドン発表しちゃいます~。
目次
1位 横濱舶来亭 カレーフレーク こだわりの中辛【エバラ】
伝統の直火製法で焼き上げたフレークタイプのルウ。マンゴーチャツネやビンダルペーストなど、厳選素材をブレンド。
濃厚なコクがたまらない~。
つまりビーフシチューのようなカレー。香ばしい。甘みと辛みのバランスがよく、とても深い味わい。カレーなのにスッキリとした雑味のない味。
ホテルのカレーのような高級感溢れるカレー。おウチカレーが間違いなくグレードアップするヨ~。
2位 ザ・カリー <中辛>【ハウス食品】
「特製ルウ」と「別添ブイヨンペースト」で作る【ハウス食品】最高級のカレールウ。
漆黒のカレー。
コレまたコク深い。深く煮込んだような濃厚なコクと旨み。
コレまたデミグラス系。香ばしい。辛い。キレのあるスパイス使いがスパイシー。酸味と甘みのバランスもたまらない~。
コレまたホテルのレストランのような味。
3位 コスモ直火焼 カレー・ルー 中辛【コスモ】
「直火焼製法」で仕上げたフレークタイプのカレールウ。
コレまた濃厚でコク深い味わい。
だがしかし、味は別。スパイシーでインド風に仕上げたカレー。甘みが強く、酸味と甘みが絶妙のバランス。
4位 きわだちカレー <コクがきわだつ中辛>【ハウス食品】
「素材いきいき製法」で作ったペーストタイプのカレールウ。

すくったスプーンに顔を近づけただけで、立ち昇る酸味のある香り。くちに広がるトマトの酸味。チャツネのような、もっと複雑な酸味。
フルーティな甘みと酸味。フレッシュ感がスゴイ~。スパイス感のあるインドカレーに近いかな?
「辛口」は華やかなスパイス使いで、より本格的な味わい。もっとオススメ。だが近所のスーパーでは、もう「中辛」しか取り扱いがないのだ~。
ひょっとして人気ない~?
5位 バーモントカレー <中辛>【ハウス食品】
今も昔も人気ナンバーワンのカレールウ。
カロリーを50%カットした「プライムバーモントカレー」など、バリエーションが豊富。
他に「まもり高める乳酸菌L-137 バーモントカレー <中辛>」、「塩分ひかえめ(25%オフ)バーモントカレー <中辛>」、「特定原材料不使用 バーモントカレー」。
甘い。
リンゴと蜂蜜。今更だが、初めて知ったカレーとの相性。人生、半分損したかな?
甘みが辛みをより引き立てる。酸味も加わったアッサリとしたコクが【ハウス】らしい味わい。
ミルクっぽい風味が、クリームシチューみたいな感じ。とても家庭的。
6位 ジャワカレー <中辛>【ハウス食品】
爽やかなスパイスの辛さ。スパイシーなカレーの代表格。
「バーモントカレー」をスパイスたっぷりで辛くしたような感じ?
辛いカレーを食べたい時は、やっぱりコレ。
カロリーを50%カットした「プライムジャワカレー」もありま~す。「プライムジャワカレー」の方がコクを感じたな。
7位 カレーZEPPIN<コクを愉しむ中辛>【グリコ】
デュクセルソース(マッシュルームと香味野菜を炒めたソース)と40数種スパイスで仕上げたカレールウ。
国際味覚審査機構(iTQi)「優秀味覚賞」の最高評価三ツ星を2年連続受賞。
濃厚なコク。キャラメリゼされたような香ばしさ。奥行や深みを感じる味わい。スパイシー。
8位 とろけるカレー 180g中辛【S&B(エスビー)】
圧力釜でじっくり煮込んだ20種の野菜の旨みが特徴のカレールウ。キャベツと白菜を長時間煮込んだ「野菜ブイヨン」を新たにプラス。
んんん?何だろコレ?
アッサリとしたコク。優しいコク。シチューみたい。家庭的な味。
20種類の野菜。野菜の旨みたっぷり。まるでポトフを食べてるみたいな感じ。
水分が多く、あまりトロミはつかなかった。でもトロトロととろけるような感じはある。野菜の粘り気みたいなもんだろうか?
2日めになるとトロミはアップ。ただ1日めのスッキリとした雑味のない野菜のスープ感は消えた。
でも美味しい。あまり辛くない。
ただ他のカレー(バーモントカレー等)と比べてしまうと、コクが薄すぎて、物足りない気もする。
9位 フォン・ド・ボー ディナーカレー中辛【S&B(エスビー)】
【エスビー】最高級の欧風カレールウ。
フォン・ド・ボー(仔牛の骨と肉、香味野菜の煮汁)を使用したソテー・ド・オニオンとバター、ホールのスパイスを煮込んだ「煮込みマサラペースト」などを使用。
フォンドボーのダシを感じるスッキリとしたコク。スパイシー、辛さはフツー。
10位 こくまろカレー <中辛>【ハウス食品】
もう2種類のカレールウを混ぜる必要なし?
カレールウを混ぜる手間を省くために開発。「あめ色玉ねぎのコクのルウ」と「生クリームのまろやかルウ」。2つのルウをブレンドして仕上げたカレールウ。
あめ色玉ねぎの香ばしいキャラメル感。ミルク風味。コクと甘みがあり、コクと甘みのバランスがいい。
スパイシー、辛さはフツー。
「フォン・ド・ボー ディナーカレー中辛」【S&B(エスビー)】と似たような感じ。
11位 プレミアム熟カレー 中辛【グリコ】
20種類の食材と500時間熟成させたスパイスを使用。隠し味のいらないカレールウ。
辛さ、スパイシーさともにフツー。家庭的な味。
ただ酸味、深み、複雑っぽい味などは少々感じる。香ばしいコク。あめ色玉ねぎかな?
「ゴールデンカレー 中辛」【S&B(エスビー)】と似てる。
12位 ゴールデンカレー 中辛【S&B(エスビー)】
35種のスパイスとハーブが生み出す「黄金の香り」が引き立つ、香り高いカレールウ。
ザ・フツー。
シンプルな味。アッサリというかコクや深みがない。甘みは少々。
トロミがじゃがいもっぽい。すごく家庭的な味。
辛さ、スパイシーさともにフツー。どこがゴールデンやねん?
ゴールデン感はよくわからなかった~。
感想
一応順位を付けてみましたが、大きく分けると2つに分かれる感じです。上位チームと下位チーム。
以下、略称で失礼します。
上位チーム
- 1位 エバラ
- 2位 ザ・カリー
- 3位 コスモ
- 4位 きわだちカレー
上位チームはどれを取っても美味しい。それぞれが独自の美味しさを主張する味。甲乙付けがたいんですヨ~。
まず、ココで私はビーフシチューが好きだと申し上げておく。つまりデミグラス系のカレーが大好きなんです~。
中でも1位の【エバラ】と2位の「ザ・カリー」は本当に僅差。どちらも濃厚なコク。でも【エバラ】の方が、よりスッキリとした雑味のない味で、ビーフシチューっぽい上品さがあったと思う。
3位の【コスモ】も、タイプがチガウが、濃厚なコクがある。甘みが強く、甘じょっぱさのような酸味の効いた味とスパイシーさにとてもハマってしまう。
そして4位の「きわだちカレー」はオドロキのフレッシュさ。ものすごく美味しいが、コクでは上位3つより少なめ。なので4位にしてみました~。
この通り、上位チームはどれもコレも美味しいんです~。結局、好みのモンダイだと思う。全部オススメです。毎回変えて、チガウ味を楽しむのもいいかな?
ですが、留意しておかなくてはならないコトがひとつ。
フレークタイプのルウは溶けやすく、便利ですが、モンダイがありま~す。
玉ねぎの炒め方です~。
【エバラ】はキツネ色、【コスモ】はあめ色です。フライパンで炒めて、お鍋に移し替えるというひと手間がいるんですよね~。
他のカレールウが、超カンタンなのに比べると、少々メンドーです。ソレを考えると、「ザ・カリー」が1番優秀かもしれませんね~。
ちなみに【エバラ】には保存用のチャックが付いています。【コスモ】にはナシ。
【エバラ】を半分残して、冷蔵庫保存。1週間後に使うつもりが失念。2週間ぐらい経っちゃってて、粉が固まっちゃってました~。
でも溶けたし、フツーにできた感じです~。
下位チームその1
さて、下位チームはいわゆる「家庭の味」。と言ってもバカにはできませんヨ~。
- 5位 バーモントカレー
- 6位 ジャワカレー
- 7位 カレー絶品
- 8位 とろけるカレー
家庭の味の金字塔と言えば「バーモントカレー」。老若男女、多分誰もが好きな味。どちらかと言えば、女性や子供向きかな?
そして辛さにヒーヒーフー言いながら食べたいのが「ジャワカレー」。コチラは男性的な辛さですね~。
濃厚なコクはあるが、上位チームには及ばない「カレー絶品」。アッサリとして野菜の旨みが感じられる「とろけるカレー」。
実は下位チームも2つに分かれます。ご紹介したように5~8位は、家庭的でありながらも、それぞれちゃんと個性を打ち出しているカレー。とても美味しいのです~。
下位チームその2
9位~12位は、残念ながら個性の少々乏しいカレーという感じでしょーか?
- 9位 フォンドボー
- 10位 こくまろカレー
- 11位 プレミアム熟カレー
- 12位 ゴールデンカレー
「フォン・ド・ボー ディナーカレー」と「こくまろカレー」は相当にフツー。
「プレミアム熟カレー」と「ゴールデンカレー」に至っては、家庭的すぎて、昭和臭すらします。
とても懐かしい味。ママの作ったカレーではなく、オカンのカレー。あるいは学食のカレーかな?
オバちゃん大盛りで頼むよ~。アイよ~。みたいな感じ?
コレはコレで懐かしく、好きな人もいると思います。家庭的というコトバが1番ピッタリなカレーでしょう。後世に語り継ぎたいような、そ~でもないような、そんなカレーです。
最後に
カレールウを2種類ぐらい混ぜるという人のハナシは聞いたコトがあります。とても上級者っぽいですよね~。私には縁遠いハナシでしたが・・・。
こうしてイロイロ食べてみると、どのカレールウも独自性を出し、完成された美味しさを誇ってるように思えました~。開発者の苦労が目に浮かびますね~。
なので、混ぜちゃうのはもったいないんじゃないかな、というのが個人的には、正直な感想です。
ただ、今流行りの「あいがけカレー」も、最後は混ぜて食べるそうです。自由に楽しめるのがカレーの醍醐味。混ぜたい人はドンドン混ぜちゃって、世界でひとつだけのカレーを作ってくださいね~。
去年の春あたりから、2種類ずつ食べ始めたんですが、年を跨いでしまいましたね~。
同じように作ってても、鍋の大きさ等で、トロミや味が劇的に変わってしまうので、後日、やり直したコトもありました~。
ふ~~~。やっとオワッタ~。
最後まで辛抱強く読んでくださった方々、本当にありがとうゴザイマース!!!